ぬま健司の一般質問 提言④健康寿命延伸をまちづくりの全分野に

 9月10日に私が行った一般質問の概要を報告します。テーマごとに報告します。皆さんのご意見をお聞かせください。

<ぬま健司の提言④>健康寿命延伸をまちづくりの全分野に徹底させてはどうか。保健師など地域担当職員を設け、全ての公民館等を拠点とした健康づくりを10年以内に実現すべきでは。

<竹下司津男市長の答弁>...
●健康寿命延伸は高齢化社会において重要な課題であり、さまざまな分野の取り組みが健康寿命の延伸につながるよう創意工夫が求められることから、古賀市ヘルスアッププランの推進においても保健分野に限らず、地域や企業、生涯学習分野や学校などと連携した取り組みを実施している。
 その取り組みにおいて、本年度より保健師及び管理栄養士の地域担当制を試みながら、担当する地域でのヘルスステーションを設置に向けた取り組みなど、行政区を単位とした健康づくり活動を住民とともに考えていく取り組みを始めている。今後、地域の実情や特性を考慮し、徐々に市内全域に広げていけるよう取り組んでいきたい。
●今後、保健師の加配等含めさらにしっかりと検討をして、この施策を前に進めていきたいと考えている。
●古賀市のニビシでも減塩みそを作っている。またピエトロでも健康ドレッシングを製品化されつつある。農家の方とこういった企業をつないで、そういった取り組みができないかということで、今私のほうからも提案をしている。
●学校給食のほうは、栄養士が全部管理しているので、減塩には気をつけてはいると思う。そこら辺何グラムかというのは私もちょっと知りませんで、帰って聞きたい。ただ確かに、おっしゃるように、子どものころから少し薄味でもそれでならすというか、しつけていくと、それが普通の味になっていくようですが、これはまた家庭との協力が非常に欠かせないところがあると思う。
●(公民館単位の健康づくり)既にそういった取り組みを始めている。今後どのようなスピードでまた、どのような人員配置を行いながら、またどれぐらいの予算をつけながら進めていけばいいか、しっかりと現状注視しながら積極的に推進したい。

<まとめ>
①長野県松本市の取り組みを参考に、公民館単位での健康づくりを、10年以内に46行政区すべてで実現するよう働きかけていきます。
②保健師などの職員の増員ならびに配置のあり方について提言します。
③学校給食の塩分を測定し、子どものころからの食生活改善を促進します。