松本市視察報告 地域づくりセンターや福祉ひろばの取り組み

松本市における地域づくりセンターの役割
松本市における地域づくりセンターの役割

 松本市の視察報告シリーズです。

 松本市の地域づくりのシステムは大変参考になりました。2025年~2030年の超少子高齢型人口減少社会を見据え、新たな地域づくりの仕組みの構築と将来を見据えた人材育成の取り組みに力を入れているのです。

 地域システムは町会と各種団体のゆるやかな協議体を目指しています。

 特徴は、各地区に「地域づくりセンタ」を設置し、課長級の職員を配置していることです。このセンターが本庁の各部局と調整をはかりながら、地区を支援する行政システムを2年前から立ち上げました。

 今回主に視察した地区担当保健師もこうした地域づくりセンターをはじめ公民館、福祉ひろばで地域課題の把握や解決にあたっているのです。

 古賀市における自治会長・区長および校区コミュニティの関係と比較すると、地域を支援する行政システムが一体化して機能していると思います。

緩やかな協議体をめざす松本市での地域システム
緩やかな協議体をめざす松本市での地域システム