3月9日の9時30分から補正予算審査特別委員会が開かれました。
今回の補正の特徴は地方創生加速化交付金3308万9千円を歳入に見込み、企業誘致を促進するためにプロモーションムービー作成等広報事業費(2247万3千円)と企業誘致促進事業費(1055万5千円)を盛り込んだことです。質疑に際し論点を整理したメモを提出しました。
私はこの交付金の採択の時期について質問しました。内閣府は、3月31日を期日とし2週間前に内示すると説明しているそうですが、申請が多く明確にいつになるということは県から説明がないとのことでした。
またもし採択されなかった場合はどうするのかを質問しました。その場合は改めて検討するとのことでした。私は、プロモーションビデオは少し疑問だが、企業誘致に関する情報収集は一般財源でやるくらいの覚悟は必要ではないかと指摘しました。
私は一般会計補正予算案に対し賛成討論を行いました。その中で、❶地方創生加速化交付金を財源とする事業を専決にせず議案として提出したこと❷補助率100%の交付金を活用し古賀市の現状にあった企業誘致促進の取り組みは必要な事業であること❸国に振り回されず、しかも活用できるものはしっかり活用する姿勢で臨むこと❹市長のトップセールスがカギを握っていることを述べました。
いずれにしても国の地方創生の取り組みに疑問を感じます。総合戦略を策定せよ、先行型や加速化交付金を活用せよ、そして地方再生計画を策定して提出せよ・・・。地方の主体性や自律性をどう考えているのか疑問です。