古賀市議会 予算審査特別委員会で質疑始まる

予算審査特別委員会
予算審査特別委員会

 3月11日の9時30分から古賀市議会・予算審査特別委員会が行われました。

 冒頭、中村隆象市長があいさつをしました。市長はその中で、「企業立地・開発に初めて踏み込んだ。しかしこれは方針変更ではなく、やるべきいい時期に来たと判断したことにもとづく。人口6万人達成に向けてゆるやかな人口増を図りたい」と述べました。

 私が3月3日の予算案に対する大綱質疑ではこうした答弁はありませんでした。予算特別委員会における質疑の中で市長の発言の根拠を問いただしたいと思います。

 14時46分には議員、執行部で東日本大震災の犠牲者の皆さんに黙祷を捧げました。

 

 私はこの日の委員会では主に以下のような質疑を行いました。昨年9月議会での決算審議、3月3日の大綱質疑、まち・ひと・しごと創生総合戦略との関係などを中心に質疑しました。なお、自治基本条例については市長質疑を申し入れました。

 

<1款・総務費>

❶p85 路線バス運行補助 4047万7千円

 地方創生アクションプランで2020年のバス利用者を28万人とするとした。基準値は2014年度の250,405人。2016年度ではどれだけ増やす目標か質疑。

❷p89 新地方公会計対応財務書類等作成支援委託 486万円

 答弁では2016年度決算から新公開制度を導入し2017年度に公表する。それが導入時期となるとのこと。

❸p95 JR古賀駅東口周辺土地利用事業化検討委託 769万円

 基本構想を策定し今回は事業化の検討委託になるが、コンセプトはどのようなものかを質疑。答弁では検討中とのことでした。

❹p97 総合振興計画管理事務費 191万1千円

 前期基本計画の検証は夏ごろまでに完了させ、後期基本計画についてはできるだけ早い時期に議会に提示したいとのこと。庁義を中心に各課連携した策定委員会を考えているとのこと。

❺p103 自治基本条例策定支援業務委託 810万円

 2017年3月に条例案の議会提出となっているが、市長の意見を策定委員会の答申前に伝えないのかを質疑。「その予定はない」との答弁でした。

 市長の見解を聴く必要があることから市長質疑を申し入れました。

 

 

(2)3款

❶p131 シルバー人材センター補助 1030万9千円

❷p135 老人クラブ連合会補助 302万3千円

❸p167 子育て世代家庭訪問事業費 284万4千円

 

予算特別委員会で黙祷
予算特別委員会で黙祷