3月22日に私は一般質問を行いました。私が質問したこと、中村隆象市長が最初に答弁した内容を報告します。再質問でのやりとりは後日報告します。
まず、「解消されない保健師欠員状態 早急活効果的な対策を」についてです。
ぬま:任期付保健師募集の採用結果、任用方針並びに今後の対応をどうするのか。
中村市長:2月7日に実施した任期付職員採用試験の保健師・助産師試験区分の応募は2人であり、試験の結果2人を採用することとした。今回の結果については募集人員に満たなかったことから、来年度早々に、再度、任期付職員採用試験の実施を予定している。
育児休業中の職員への代替職員については、これまでは臨時的任用職員等で対応してきたが、育児休業職員の増加による他職員への事務負担の増大や女性が活躍できる社会を実現するために男女共同参画計画等で推進していることなどから、平成28年度からは任期付職員を中心とした運用を考えている。
ぬま:保健師の欠員状態はどのくらい続いているか。いつになったら解消されるか。
中村市長:育児休業職員への代替職員の確保ができていない期間についは、産前産後休暇も含め平成27年7月からである。解消についは、来年度早々に、再度、任期付職員採用試験を行うこととしている。
ぬま:2025年問題に備え、「管理職保健師」、「統括保健師・プリセプター」、「小学校区担当保健師」が欠かせない。目指すべき保健師体制をどう考えるか。
中村市長:「管理職保健師」についは、保健師に限らず人事評価等において管理職としての能力や職務経験等で総合的に勘案し判断するものと考える。「統括保健師・プリセプター」については、マンツーマンによる体制ではないが、月に一度実施している保健師等の情報交換の場を全体の施策の調整や育成の場の一つとしており、また、業務の連携をしながら、工夫して行っている。
私は再質問の中で、①任期付で一時的対応することの問題点②管理職保健師1人、統括保健師・プリセプター1人、地区担当保健師8人の10人体制を目指すこと③2016年度は今の保健師体制で保健活動、健康相談など業務別実績(時間数)の把握をすること等を取り上げました。欠員状態を放置することは大きな損失です。