4月5日の15時から古賀市議会・議会運営員会が開かれました。3月定例会の反省点を協議しました。また6月定例会の会期日程案を申し合わせました。この委員会から4月1日に着任した吉村局長、松岡係長が入りました。
私は会派・希来里として総括メモを提出しました。
3月定例会の全体的な特徴は次のようにまとめられる。
❶2016年度一般会計当初予算196億3364万円(対前年度比2.1%減)を賛成多数で可決。新聞各紙は、第3子以降の給食全額補助や小中学校全学年35人以下学級を特徴として報道した。市長は2016年度の特徴として「企業誘致や開発に初めて踏み込んだ」と発言したがそれは一つの側面にすぎない。
❷2015年度一般会計補正予算を可決した。委員会で可決したあと、財源である地方創生加速化交付金が不採択となった。繰越明許を議決しており、6月議会で財源の確定の報告を受ける。
❸国民健康保険税改定について賛成多数で可決した上で、中村市長に猛省を促し市民への説明責任等を求める決議を賛成多数で可決した。議員間の自由討議を経て実現した決議であり大きな意義がある。5点については早急に実行するよう市長に求める必要がある。
❹柴田俊一氏を副市長に選任する人事案件を賛成全員で同意した。
❺第9号議案(消費生活センター条例)、第36号議案(介護保険補正)にミスがあり市長から「訂正申出書」が提出された。3月18日の本会議で市長から説明を受け、訂正を承認した。
❻施政方針に対する会派代表等による質疑は7人が行い、一般質問は11人が行った。予算委員会での重要な指摘も多くあった。企業立地に関する情報収集、後期基本計画策定、特定健診受診率アップなど各所管委員会での進行チェックが重要になってくる。