健康づくり政策について議会研修会

職員を講師に議会研修会
職員を講師に議会研修会

 5月23日の10時から古賀市議会・議会研修会が行われました。予防健診課の職員を講師に「健康づくり」について学びました。議員は19人中15人が出席しました。

 予防健診課長、健康づくり係長、健診指導係長からヘルスアッププラン、古賀市の健康課題の現状、ヘルス・ステーション、健康経営等について説明を受けました。

 古賀市は2016年3月末時点で、人口は58302人、高齢化率24%、介護認定率13.9%、一人当たり国保医療費340022円、一人当たり高齢者医療費117万4824円(2013年度、全国トップレベル)。国保医療費総額41億円のうち生活習慣病関連疾患が18億円であり予防可能な医療費が45%とのこと。

 また古賀市の小学生は13人に1人が肥満傾向とのこと。子どもの頃からの生活習慣改善が必要となっています。

 議員から、企業の健康経営と行政の役割、健診未受診者対策、医療機関での健診の位置づけ、電話による健診受診勧奨、市役所内の元気な人づくり検討委員会の役割などについて活発な質問が出されました。

 私は質問を通じて、特定健診受診率35%目標を達成するためには1000人の新たな受診が必要なこと、古賀市の健康寿命の測定はまだだが松本市のフォーマットを使ってできるだけ早く計算すること、特定健診受診率と特定保健指導実施率をかけた調整済実施係数が0.66以上であれば後期高齢者医療支援金が減算されるが古賀市がどういう状況かは早急に確認することなどを確認しました。なお支援金が減算されているのは福岡県では飯塚市、うきは市、みやま市、久山町、筑前町などです。

 今回は大変有意義な研修となりました。また保健師や管理栄養士など専門職のお話も聞ければなお良かったと思いました。

 予防健診課の皆さん、大変お疲れ様でした。

この研修会は私が議長時代に始めたもので、前期4年間に7回開催。今期も昨年8月に財政問題をテーマに開催し、今回が2回目となります。

私も質問しました
私も質問しました