8月6日の10時から古賀市社会「同和」教育推進協議会、学校人権教育研究協議会主催の人権セミナーに参加しました。ペシャワール会現地代表の中村哲医師が講演しました。講演会には800人を超す方々が市内外から参加しました。
10年前にNHKテレビが放映した記録ビデオ、中村哲医師の講演そして約30分の質疑応答は大変素晴らしい内容でした。「いくさは何も解決しない。水と食料こそ必要」、「欲望と安全は両立しない。経済発展のためには手段を選ばずというやり方をやめ、不要なものを見抜く力が求められている」等々、中村医師の言葉は胸に響きました。
私はペシャワール会の会員でもあり、講演の様子を平和の集いで報告することから録画撮影の許可を頂きました。
質疑応答では、参院選挙結果の見方、アフガンでの女性の地位、理想の医者の姿勢、医者でありながら水路を作った際の苦労話、長年頑張ってきた原動力や信念などについて7人の方が質問しました。中村医師からは大変わかりやすく率直な回答がありました。
講演会の最後には中村医師の母校である古賀西小学校の児童が中村医師にペシャワール会への募金を手渡しました。
念願の講演会が実現しました。(私は昨年の一般質問で中村哲医師の講演会の開催を中村隆象市長に提言しました)この成果を参加できなかった方々にぜひお伝えしていきたいと思っています。