一般会計、国保会計、介護保険会計で討論 今後の市政運営に活かせ

定例会最終日の本会議(9月27日)
定例会最終日の本会議(9月27日)

 9月27日の9時30分から9月定例会最終日の本会議に出席しました。私はこの会議で次のような討論を行いました。

(1)2015年度一般会計決算認定の賛成討論

❶2025年問題を基本に据え、健康と地域に人と予算を重点的に配分するよう舵を切ること

❷地方創生総合戦略づくりの経過と結果を総括し、国の制度をよく吟味し、活用はしても振り回されない自主性を確立すること

❸第4次総合振興計画基本計画策定は拙速を避け、方向性の議論、市民の意見聴取、人口推計と財政計画の策定に取り組むこと

❹国の制度の課題解決に向けて働きかけること

❺クロスパル古賀の事業報告書の一部を墨塗りにしたことについて猛省を促す

(2)2015年度国保会計決算認定の賛成討論

❶特定健診受診率アップに向け自己負担無料化も含め大胆かつユニークな対策を講じること

❷地区担当保健師を導入し計画的に体制を確立すること

❸法定外繰入については加入者の過度な負担を避けるために適切に判断すること

❹国に対し国保会計基盤の拡充・強化対策を求めること

❺国保税率改定については庁議で全く議論しなかった。この過程を総括し、あらゆる手段を考えて加入者の負担を少なくすることを強く求める

(3)2015年度介護保険会計決算認定の賛成討論

❶国が介護保険制度を縮小する中で、全高齢者の実態調査を行いマップを作成すること

❷保健師、管理栄養士、歯科衛生士等による訪問活動で介護予防、重症化防止を実施すること

❸歩いて通える公民館等でのサロン活動を全市的に実施すること

 以上の討論が、後期基本計画、来年度の施政方針や予算編成に着実に生かされるよう中村隆象市長に対し求めていきたいと思います。

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2016年9月27日・奴間健司の討論原稿全文
160927本会議決算認定討論原稿奴間健司.pdf
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