11月2日の9時30分から古賀市議会・総務委員会が開かれ、閉会中の所管事務調査が行われました。
参院選挙において投票時間の2時間短縮や商業施設での期日前投票所設置について大事なやりとりがありました。
問 18時の投票所閉鎖後に来場した人が全投票所20名から25名いたと選挙管理委員会の文書にある。これは閉鎖後わずか30分程度の数字であり、実際はもっと多くの有権者が投票できなかったはずだ。そもそも20時まで把握しようとしなかったことが問題である。
総務係長 確かに20分から30分の間の把握である。誤解を与えるようであれば考えたい。
問 2時間短縮でコスト削減と言っていたが、結果は期日前投票所設置(サンリブ)で114万3532円かかり、2時間短縮による削減効果は44万4942円。差額は約60万円のプラス。今後この差額はどうなるのか?
総務係長 期日前投票所設置経費の内初期経費を除く67万円はかかる。(従って差額は23万円程度のプラスとなり削減効果はない)
期日前投票所に配置した職員についても予想以上の有権者が来たため6人の増員となっています。職員の負担は帰って増えた結果になっています。
また、投票時間を2時間短縮しても、県との関係があったせいか開票作業は1時間程度待ってからの作業となったとの報告も以前ありました。ほとんどの自治体が20時まで投票ができます。古賀市だけが18時で締め切りました。
<コメント>
❶投票日当日の投票締切時間を20時から18時へと2時間短縮したことについて委員会では厳しい指摘がありました。
❷古賀市選挙管理委員会は「周知徹底を図り継続する」という考えのようですが、20時に戻すことも含めて真剣に検討して欲しいと思います。