地域医療と市民を結ぶ会 地域医療構想案などを学習

地域医療と市民を結ぶ会(12月22日)
地域医療と市民を結ぶ会(12月22日)

 12月22日の18時30分から、「地域医療と市民を結ぶ会」の例会並びに懇親会を行いました。市民、医療関係者、行政関係者、県議など20数名が参加しました。

 大岩俊夫先生から、福岡県地域医療構想(案)について報告を受けました。来年2月にも構想が策定されますが、在宅療養の受け皿、地域包括ケアシステム、高齢者マップの策定などの重要性を指摘しました。

 古賀市予防健診課の中村由果課長が、「結ネットいきいき」の取り組みについて報告しました。患者情報をiPadを活用して地域に提供しようという試みですが、費用負担など解決すべき課題もあるようです。

 また私は今年9月にNHKが放送した「ニッポンに迫る新たな危機・・・健康格差の解決策」のスライド版を皆さんにお見せしました。所得による健康寿命の違い、国をあげて減塩を取り組んだイギリスの経験などを紹介。「健康への意識が低くても、いつの間にか健康になれる作戦」も紹介しました。特定健診受診率がなかなか上がらない古賀市にとっても参考になる事例でした。

 地域医療のあり方を市民、医療関係者、行政関係者などがざっくばらんに話し合える機会はとても大切だと思います。来年もこの会を継続していきたいと思います。