古賀市一般会計当初予算案 私の大綱質疑 3月2日

 私はあす3月2日の古賀市議会本会議で、第14号議案 平成29年度古賀市一般会計予算について大綱質疑を行います。次のような通告書を提出しました。この議案は予算審査特別委員会に付託されます。

<大綱質疑通告書>

①「計画行政」の推進と「健全財政」の堅持という視点が必要不可欠である。難しいが知恵を駆使しなければならない。どう認識しているのか。今回の予算編成で貫かれているか。

②予算編成の説明の中に、「行政サービスの水準を維持するために、さらなる自主財源の確保とコスト削減に務める」という記述がある。この考え方は計画行政が定着しないままだと将来を見据えた先行投資の道を妨げる可能性があるが大丈夫か。

③また「地域活性化によるにぎわいづくりを推進するとともに、自然と調和した市民が安心できる生活環境を守りつつ、将来を見据えた持続可能な自治体運営を行ってまいりたい」という記述もある。これは計画行政に属する視点かは疑問だが、単なる枕詞になりかねない。重点を定めなければどれも中途半端になる危険があるが大丈夫か。

④後期基本計画の5つのプロジェクトは「地域活性化」、「快適安心」、「子どもすこやか」、「暮らし支えあい」、「生涯活躍」。どのプロジェクトに重点配分したのか。

⑤「費用負担軽減による健診受診率の向上をめざす」、「ワンコイン健診を導入し、特定健診やがん検診の受診率向上をめざす」という記述があるが予算にはどのように反映するのか。なぜ「特定健診1000円を500円にします」、「乳がん、子宮頸がんの自己負担を値下げします」と具体的に記述しないのか。なぜ自己負担をゼロにしなかったのか。

⑥「地域包括ケアシステムの構築を推進する」と明記されたが、予算にはどのように反映するのか。2025年までに8小学校区に設置する目標を掲げ、介護支援課、予防健診課、福祉課、コミュニティ推進課、生涯学習推進課などの連携が必要不可欠であり、予算も介護保険特別会計だけでは対応できないと思うがいかがか。

⑦防災関係では西山断層での地震を想定し各小学校での備蓄充実、熊本地震を教訓に支援物資の貯蔵・仕分け施設の整備等に着手する必要があるが予算に反映しているか。

⑧ふるさと納税の収入見込みと返礼品経費の関係をどう判断しているか。