福岡県糟屋郡宇美町は小学校5年生を対象に血液検査を実施しています。子どもの頃から、血管を守ることが必要だという強い思いが起点です。
先日、宇美町の担当保健師さんから丁寧な説明を受けました。大変勉強になりました。
宇美町では、2018年夏ころに町内すべての小学5年生を対象に血液検査を実施。保護者の同意率は53.1%。検査を行なった子どもたちには一人一人結果説明を行っています。
また、検査を行なった子どもたちが中学2年生になった時には再度検査を行い経過を把握することにしています。
検査結果ですが、HbA1c5.5以下は67.2%。5.6以上は32.7%でした。子どもの統一判定区分がないのであくまで大人の判定基準を使っています。
つまり保健指導対象が3割を超えていたということです。
宇美町では、体の基礎をつくる大事な時期として、小学5年生を対象とした血液検査を実施。さらに16歳から若年健診(自己負担500円)を受けることもできます。
こうした取り組みを古賀市でもぜひ実現すべきだと思います。私は2018年3月議会でこの取り組みを提言。市長選挙のマニフェストにも盛り込みました。