1月25日の古賀市議会・一般質問(三日目)を傍聴しました。2人の議員が田辺一城市長の所信表明をめぐり議論しました。
3日間の一般質問における田辺市長の答弁概要を表にまとめてみました。詳細は市長ブログをご覧ください。
全体を通じた私の感想は以下のとおりです。みなさんのご意見、ご質問をぜひお寄せください。
①田辺一城市長の所信表明について11人の議員が各分野について議論を展開したことは良かった。特に、公共交通、財政運営、第5次総合振興計画など所信表明で言及されなかったテーマも取り上げられたことは大変良かった。
②田辺一城市長は、初めての一般質問だったが、積極的に答弁したことも良かった。県議時代の経験もあり現状に精通しており、どの質問にもしっかり答弁していた。
③若干物足りない面もあった。
ア)前市政の継承が強調され、解決すべき課題とそれに対する具体的解決策が乏しかった感じがする。
イ)古賀市の将来ビジョンというよりは現状の取り組みの説明にとどまっていたような気がする。
ウ)議員側も、課題を示し、解決策について政策論争するという点では踏み込み不足があったのではないか。
④いずれにしても新しいまちづくりはこれからである。対話と参加、情報発信と共有を基本とする市政運営を望む。また議会における活発な政策論争を期待する。