古賀市では田辺市長による初めての当初予算案が公表されました。その特徴をシリーズでチェックしていきます。
まず地方債(借金)と基金(貯金)の推移です。グラフは私が作成したもので1997年から2019年度末見込みまで、つまり市制施行以降の推移です。
2019年度末の見込みでは借金残高は144億円で対前年度比2億36300万円の減。貯金残高は48億76万円で対前年度比4億8100万円の減となる見込みです。
貯金の取崩し額は14億6594万7千円となっており、対前年度比8841万円、6.4%増となっています。特にふるさと応援寄付基金の取崩しが4億5500万円も増加しています。
財政の硬直度を示す経常収支比率は2017年度決算で95%となりました。2019年度末の見込みはわかりませんが、田辺市長は財政見通しと財政運営の基本姿勢をもっと明らかにすべきだと思います。