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文教厚生委員会 健康づくり、高齢者支援などを質疑

7月26日、古賀市議会文教厚生委員会で保健福祉部の各課に対する所管事務調査を行いました。
 私は質疑参考資料を作成し執行部、議員に配布しました。
 主な調査結果を報告します。ものすごく長いですが重要なテーマが含まれていますのでよかったらご覧ください。

 私の提言は、子ども対象の特定健診導入、24時間365日の在宅医療体制確立、全高齢者実態調査と高齢者マップ作成がポイントです。それらの実現を目指して質疑しています。

 みなさんのご感想、ご意見をお願いします。

①2018年度の古賀市の合計特殊出生率1.41、若い女性の減少の評価は?・・・2011年度から2018年度の間に15歳から34歳の女性が991人減少したが40歳以上の女性は増加しており定住している。若い世代については雇用、住宅保育所などで変動。2020年度1.6の目標は市全体で取り組むべきで責任は市長だが特別の体制はない。
②乳児家庭全戸訪問はほぼ100%達成しているがフォローやデータ管理は?・・・紙ベースだったものをシステム化した。毎朝のカンファレンスで情報共有している。延160件継続訪問している。専門職は保健師、保育士、助産師など。
③保育所の待機児童の発生は?・・・4月0人、5月3人、6月10人、7月21人。21人の内訳は1歳8人、2歳8人、3歳5人。要因は保育士不足。「待機児童ゼロ」は危機感持っているが堅持できるよう頑張る。
④7月18日から市内2番目の病児保育が始まったが?・・・7月18日1人、22日1人、24日1人、25日1人。当日予約でも空きがあれば受け入れ可能。
⑤特定健診受診率が伸び悩んでいるが?目標は?・・・若干伸びているが10年やっても伸び悩んでいる。個別に働きかけるなど努力している。2023年度60%達成は市の目標。まずは35%を達成したい。
⑥1人あたり医療費が伸び続けているが?・・・分析するとガンの伸びが大きく、生活習慣病関係は伸びていない。取り組みの成果。ガン検診は啓発に力を入れているがなかなか伸びない。市民の協力が必要。
⑦保健指導は2017年度は129人、36.9%だが?・・・電話で全員にアタックしている。根気良く取り組み、2018年度は60%の見込み。
⑧保健指導はストラクチャー、プロセス、アウトプット、アウトカムの4点で評価するとなっているが?・・・この4点で評価し資料を提出し第3者の支援を受けている。年度初めにテーマなどを正規職員、臨時、嘱託の全職員で話し合っている。
➈久山町などのICT保健指導は効果が期待されるが?・・・市民の受け止め方が重要。
⑩宇美町の小学5年生対象の血液検査結果と保健指導は参考になるのでは?・・・すばらしい取り組みと思う。子どもの頃からの生活習慣改善は重要。古賀市では骨密度に着目した健康づくりに取り組んでいる。学校との連携も重要。
⑪健康づくり推進員の状況は?各自治体から2人の選出も検討すべき・・・2018年年度末41人で、2019年度年度初めも同じ人数。
⑫24時間365人の在宅医療、事前指定書の取り組みは?・・・最期をどう迎えるか真剣に考える必要ある。検討したい。2035推進本部は5月に開催し、次回は8月に開催予定。
⑬介護認定率12.7%で元気高齢者が多い、介護予防の効果だといえるか?・・・総合事業の活用、介護予防推進の成果と言える。
⑭全高齢者対象の実態調査で高齢者マップ作成が必要では?地域包括の仕事に役立つはず。・・・調査は2100人対象で介護認定者を除く高齢者の15%。マップ作成は予定していない。行政が把握するのは難しい。地域で支え合うことが大切。
⑮地域包括センターの仕事の仕方は?・・・古賀中校区7人、古賀北中校区6人、古賀東中校区4人のチームを編成して対応している。

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2019年7月26日 ぬま健司の質疑参考資料(保健福祉部関連)
190726質疑参考資料.pdf
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