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財政認識めぐる市長質疑 執行部内部でも徹底議論を

9月17日の古賀市議会決算審査特別委員会で財政状況の認識について市長質疑を行いました。

 質疑にあたって、参考資料を配布し、事実に基づき分かりやすく質疑しました。

 「大きな事業に着手する余力はまだある」という認識について田辺市長は「大きな事業とはあらかじめ決めているわけでもないし、優先順位を決めているわけでもない」、「厳しくなっているが新たな起債は可能」、「この認識は市長選に立候補した時から持っていた」等々と答弁しました。

 市長のマニフェストや所信表明にはには財政認識や行財政改革の方針がそもそも明確ではありませんでした。

 市長は来年度予算編成方針について自ら書き始めていると発言しました。市長の思いだけで来年度予算編成が進められるとしたら若干の危惧を抱きました。古賀市の財政状況と行財政改革の推進については執行部の中でもしっかり議論して欲しいと感じました。

 今回の市長質疑は古賀市の財政状況と対策について一つの提起となったと思います。今後も議論を深めていきたいと思います。