11月7日、古賀市議会総務委員会で所管事務調査が行われました。
その中で、10月1日に公表された中期財政見通しについて説明と質疑がありました。
この見通しによると、2023年度に3億7500万円、2024年度に9億5500万円の財源不足が生じるとなっています。これで健全財政と言えるのか、大きな事業に着手する余力があると言えるのか、疑問があります。また2022年度の投資的経費が38億700万円とピークになっていますがその根拠も気になります。
人口との関連などに関する質疑に対する担当課の答弁は、「この見通しは数字の拾い上げであり、目標として作成したものではない、市としての意志や目標は入っていない、何もしなければこうなるという見通しである、それを考えて予算編成することを各部課に求めている」とのことでした。
この見通しについて市長はどう言っているのかという質疑に、2020年度にはスクラップが必要なのか、じっくり見たいという趣旨の答弁でした。
2020年度の予算編成作業は始まっています。その結果、今回示された中期財政見通しがどう変化するのか、注視したいと思いました。
みなさんのご意見をお聞かせください。