政府は6月12日、2020年版「環境白書」を閣議決定しました。
地球温暖化の影響とみられる災害が深刻化している現状について、「単なる『気候変動』ではなく、全ての生き物の生存基盤を揺るがす『気候危機』」と説明しています。
また新型コロナを景気に広がったウェブ会議について、二酸化炭素削減につながることから感染収束後も積極的な活用が期待されると言及。太陽光発電設備の共同購入や電気自動車のシェアリングなど、個人の取り組みの重要性も強調しています。
小泉環境大臣は閣議後の記者会見で「環境省としてここに『気候危機宣言』をしたい」と述べています。