7月20日の議員連絡会において議会運営委員会の委員長として議会基本条例並びに災害対応要綱の検証作業の進み具合を報告しました。議員全員で検証作業について共有すべき時期に来ていると判断したからです。
検証作業の趣旨は、新型コロナに対する議会としての取り組みを行う中で気が付いた課題をきちんと整理しようというものです。
①現在の議会基本条例には災害(自然災害も感染症も)対応について記述がありません。災害時の議会としての対応を盛り込む改正が必要であること。
②現在の災害対応要綱等は地震、風水害が前提となっています。新型コロナのような感染症発生時の対応を盛り込む改正が必要であること。
6月3日の議運で検証パターンの基本的枠組みについて合意に達しました。
現在は、災害等対策会議の設置や招集の基準、対策会議と常任委員会・議運との関係、災害のレベルに応じた対応、市との関係等について検証作業を進めています。
検証作業はまだ時間がかかります。この議論をしっかりやり上げ、最終的には議会基本条例の改正(議決対象)、災害対応要綱等の改訂(全協での合意)を目指します。