8月31日の文教厚生委員会で、小中学生1人1台パソコン端末配備に向けた財産取得に関する議案を審議しました。
児童生徒、教師、予備を含めて5617台を富士通電気ITソリューション株式会社から2億1032万円で購入しようというものです。
質疑で分かったことは以下のとおりです。
①端末機種「ChromeBook Lenovo製」は粕屋地区1市7町で統一して購入。今年5月26日に決定。その直後の5月28日に中3に先行配備したタブレットの購入を決めている。
②この機種を選定した理由は、教育機関での活用の重点化、安価、クラウド利用で無制限に保管可能の3点
③台数は2021年度の児童生徒数を基準とし、中3分は576代。単価は約37000円。
④中3に先行配備したタブレットに入っている学習支援ソフトを今回購入する端末に入れることは可能。
私は、今回の議案は全児童生徒に1人1台を配備するものであり賛成しました。採決の結果賛成全員で可決しました。
しかし「二重投資の危惧」については指摘しました。
古賀市では中3対象に8月2日にタブレットを先行配備しています。今回の端末購入で中3は1人2台となります。私は中3向けタブレットを今回購入するものと同等のものとし、二重投資を避けるべきだったと指摘しました。市長は中3向けと今回購入する端末と趣旨が違うと強調しますが、急ぐあまり二重投資を招く結果となったと考えます。
皆さんのご意見をお寄せください。