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中村哲医師1周忌 古賀市の子どもたちが募金

中村哲医師が凶弾に倒れて一年。12月4日夕方、古賀市では中村哲医師が卒業した古賀西小の児童、卒業生たちがペシャワール会の古川正敏事務局長に募金を贈呈しました。子どもたちは「あきらめない」、「人の役に立つ」など中村哲医師から学んだことを発表しました。
 その後、トーク企画が行われました。市長の進行で、古川正敏事務局長、矢野健二さん(ともに中村哲医師と小学生の時の同級生)が子どもの頃の中村哲さんの思い出を語りました。薦野の水上武美さんが中村さんが入った五右衛門風呂の話を紹介しました。
 73年の人生の中で小学生から青年時代を過ごした古賀市で、中村哲さんの思いを受け継いでいくことを話し合えたことはとても意義深かったと思います。
 19時30分からの NHKテレビは、中村哲医師の73年の軌跡を紹介していました。祖父である玉井金五郎の生き方、牧師との出会い、目指した医師像と現実のギャップ、息子の死、アフガンの厳しい現実、農業用水路の建設・・・・。「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る」という言葉に凝縮されていると思いました。