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文教厚生報告1 特定健診・がん検診の受診者激減

<文教厚生委員会報告1>
 2月5日、文教厚生委員会で保健福祉部の所管事務調査を行いました。結果の概要を報告します。
 予防健診課では、特定健診・がん検診の受診者数について質疑しました。2019年度は特定健診受診率がこれまでで最高の33.2%になりました。しかし、2020年度は特定健診では682人、25%もの減少となりました。がん検診もすべて減少です。
 この要因は、コロナの影響で昨年6月開始を秋以降に変更したこと、集団健診は感染リスクへの警戒があったことなどがあげられます。
 今後の対策としては、来年度はAIも活用し効果的な受診勧奨を行いたいとのことでした。
 私は以下の点を指摘しました。
①高血圧や糖尿病、喫煙者はコロナ感染時の重症化を招く要因と言われる。コロナ禍だからこそ生活習慣病対策が必要。
②健診受診者の減を危機感を持って市全体で認識する必要がある。市長はじめトップの危機感が弱くないか。
③取り組む体制をしっかり確保する必要がある。コロナ対応でこの分野に影響を与えてはならない。
④「ふくおか健康ポイントアプリ」の登録促進と活用で気軽に取り組める生活習慣改善を呼びかけること。これまでの取り組みの延長だけでは効果は期待できない。
 皆さんもぜひ「ふくおか健康ポイントアプリ」を利用してください!私も使っていますが便利です。
ふくおか健康ポイントアプリの画面です
ふくおか健康ポイントアプリの画面です