6月2日の9時30分、古賀市議会文教厚生常任委員会に所属する全議員の連名による緊急要望書を田辺一城市長に手渡しました。緊急ということもあり所属議員の任意の行動として都合のついた5人が参加しました。
内容は、新型コロナワクチン接種に関することで、教職員、学童指導員、幼稚園教諭、保育士、介護従事者(訪問・通所)に対する接種等の対策を講じることなど3点です。
古賀市内で介護施設や学校でクラスターが発生するなど深刻な事態が続いています。文教厚生委員会における所管事務調査を行った結果、委員間で協議を重ね緊急要望を行うことで合意しました。
市長は、高齢者の優先接種の加速化、職域での接種方針への対応、教職員や保育士に対する優先接種の動向などに触れたうえで、緊急要望内容に理解を示しました。
私は、介護従事者(訪問・通所)が置かれている厳しい現状を述べ、実態把握をしたうえで迅速な対応を要望しました。市長は担当課と共有したいと約束しました。
所管事務調査を踏まえた今回の要望は貴重な一歩と言えると思います。形式はともかく、市民の命と健康を守るために、積極的に提言・要望することは議会の大切な役割だと信じます。
皆さんのご意見をお寄せください。