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<チェック!総合計画⑤> 審議会が答申 拙速な進め方に疑問

<チェック!総合計画⑤> 
 これから10年先を目標とする第5次総合計画。
 市役所の全部署、全職員が関わったと言えるのか?基本構想審議会では審議を尽くして答申されたのか?気になることがたくさんあります。
 そこで、シリーズでその問題点を取り上げていきます。
 5回目は、審議会の答申とその後の問題点です。
 古賀市のホームページによると、7月16日に基本構想審議会の会長が田辺市長に答申しました。どのような答申書を提出したのかは不明です。
 田辺市長は、答申を得たことで7月19日からパブリックコメントを行うと述べています。
 常識的には、答申があれば市長はその内容を吟味し、担当部署も含めて共有、検討を図るはずです。
 金曜日に答申を受け、翌週の月曜日からパブリックコメントを始めるということはどういうことでしょうか?審議過程で修正し、付帯意見無しの原案承認を取り付ける。そして、執行部内部で共用・検討しないまま、パブリックコメントにかけるということになります。
 なぜそんなに急ぐのか?それは、これ以上日にちがかかると、9月議会への提出が間に合わなくなるからでしょう。
 これ以上の拙速を避け、執行部内部でしっかり議論すべきです。9月議会提出を見送って、全部署、全職員による議論に時間を確保すべきだと思います。
 答申に至る過程、答申後の課題について表に整理しました。
 皆さんのご意見をお寄せください。