文部科学省は7月28日、2020年度の学校保健統計調査を発表しました。幼稚園児から高校生まで(5~17歳)を対象とする発育や健康状態の調査結果です。
肥満傾向児と痩身傾向児の出現率が増加しています。また、視力1.0未満の小中学生が最多になりました。
文部科学省の担当者は「生活習慣の変化や運動不足が影響した可能性がある」と分析しているようです。
子どものころからの生活習慣病予防対策が必要です。今回の調査結果からいろいろと読み取れるような気がします。
ただし、尼崎市や宇美町のように血液検査による健診結果ではないので、体の中でどのような変化が起きているかはつかめません。糖尿病など生活習慣病の兆しを把握することが必要だと思います。
私は今後10年間の重要課題として、小中学生からの特定健診と保健指導の導入を提言しています。特に食と運動の継続的な取り組みが大切です。
皆さんのご意見をお寄せください。