<チェック!総合計画⑪>
これから10年先を目標とする第5次総合計画。シリーズでその問題点を取り上げていきます。
11回目は、コンサル委託の問題点です。
総合計画を策定するために、古賀市はコンサルに策定支援を委託し、2年間で約3千万円もかけています。他の自治体議員から「古賀市はお金がるのですね」と言われてしましました。
今年3月、1年目である2020年度の成果品ともいえる「中間報告」がコンサルから提出されました。単純に考えれば1500万円分の仕事の結果です。率直に言って、これで1500万円もかかるのか?という感想を抱きました。
一方、コンサルの文書の中には、「(政策マネジメントシートの)検討・記入にあたっては、係長などの特定の職員のみが作業を行うのではなく、すべての職員が参加する課内・係内の検討・協議の場を必ず設けて推進すること」という当然のことも強調されています。
しかし、全部署・全職員が総合計画策定にかかわっているとは言えない現状が気になります。
「コンサル依存傾向」も問題ですが、「コンサルの指摘も実行不十分」も問題です。
皆さんのご意見をお寄せください。