薬王寺温泉旅館を活用したインキュベーション事業。国の交付金約1億3千万円をかけて田辺市長の肝いりで取り組む事業。議会では収支見込を中心に様々な議論があります。
3月議会では、7月から入居可能で2021年度に2社、2022年度の10社、2023年度に12社の誘致を見込み、2023年度以降は市の持出しはゼロという説明でした。
7月21日の総務委員会での説明では、運営事業者を募集中で10月1日開設予定とのことでした。現時点では家賃等は未定。
私はサテライトオフィス等誘致促進委託の契約書を開示請求しました。7月30日に開示されました。そこでその概要を表に整理しました。
契約金額は1397万円、契約相手は株式会社あわえ、業務内容は誘致戦略の策定、プレゼン資料作成、東京での企業対応代行、誘致コンシェルジュの採用等々です。
地域の力をどう引き出すのか、地域とどうつながるのか、職員の役割は発揮されるのか。契約書の内容を読むとそんな疑問を抱きました。
温泉と自然を楽しみ、温泉経営者や地域の方々とふれあい、身も心も癒されながら仕事もはかどる。最近、大分県の鉄輪温泉の情報を入手しましたが、古賀市でも実現できたら素敵だと思います。市長や担当職員には、あわただしく進めたり、コンサル丸投げにならぬよう留意してほしいと思います。
皆さんのご意見をお寄せください。