<9月議会報告⑰>
9月2日、私は「総合計画策定過程で見えてきた課題の打開」について一般質問を行いました。論点ごとに報告します。
【論点①アクションプランと市民参画】
アクションプランは基本構想の都市イメージを実現するための4年単位の事務事業等を盛り込んだ計画です。予算編成と連動し、毎年度見直しするとのこと。
これは行政計画の一つかという質問に、「行政計画の性格を有する計画」と答弁。であるなら、「まちづくり基本条例」第14条「行政は、行政計画の策定に当たっては、市民参画の機会の充実に努める」に基づき策定すべきだと指摘しました。経営戦略課長は今後検討すると答弁しました。
具体策になると答弁に詰まり、休憩に入りました。再開後、市長は「アクションプランは市民参画を想定せず作成してきた」、「基本構想策定段階で市民の声を聴いているので市民参画は行っている」という趣旨の答弁をしました。
私は白紙委任は良くないと指摘し、基本構想審議会に基本構想とセットでアクションプラン案を審議してもらう、そうすれば市民参画の充実にもつながると提言しました。
明確な答弁はありませんでした。
きょう3日に基本構想審議会が開かれます。パブコメ結果を報告し、議会に議案を提出する条件を整えるのが狙いだと思います。
基本構想案とセットでアクションプラン案を審議会、そして議会にも示すべきであること。また、アクションプラン策定にあたり市民参画の機会充実に努めるべきであること。
これは今回の一般質問の大きな論点でした。
皆さんのご意見をお寄せください。