＜9月議会報告⑲＞
9月2日、私は「総合計画策定過程で見えてきた課題の打開」について一般質問を行いました。論点ごとに報告します。
【論点② 基本構想とアクションプランをセットで示すべき】
第5次総合計画は基本構想とアクションプランで成り立ちます。
従って、議決対象が基本構想であってもセットで示すのが筋ではないかと市長に迫りました。「何を懸念しているかわからない」という答弁でした。
アクションプランが行政計画の一つなら、「まちづくり基本条例」に基づき、策定にあたって市民参画の充実を図るべきではないかと市長に迫りました。最初は「検討する」と担当課長が答弁しましたが、4分近い中断の後、市長は「そもそも市民参画は想定していない」と答弁しました。さらに、アクションプランは「施政方針を肉付けしたもの」という見解まで飛び出しました。
大変な混乱ぶりでした。
私は、アクションプランの共通認識もできておらず、策定作業も難航していると感じました。従って、基本構想案を議会に提出する条件は整っていないというのが一般質問を通じて得た結論です。
指摘事項と答弁概要を表に整理しました。
皆さんのご意見をお聞かせください。