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<9月議会報告29> 一般質問で今後10年のまちづくりの特徴を議論

<9月議会報告29>
 9月2日の一般質問で、古賀市の過去半世紀以上のまちづくりの特徴を振り返り、これから先のまちづくりの特徴を田辺市長に尋ねました。
 市長は、言葉が独り歩きするのは良くないがと断ったうえで、「持ちうる資源を生かし、新たな魅力創造」、「人口減少、少子・高齢化に適応して成熟」と答弁しました。
 私は古賀町誕生以降の「まちの土台づくり」、「骨格形成期」、「体力増強期」まではシンプルで明確な特徴だったと思うが、2000年以降20年間の「魅力創出期」、「個性と魅力の定着期」は抽象的になったのではないか。
 低成長、小泉改革、アベノミクス、地方創生の時代において、地方の力をつけるべき時期に、政策立案能力が追い付かず、その課題を打開できないまま今日に至っているのではないかと指摘しました。
 田辺市長は、国家全体が置かれた状況下でこれまでのようなまちづくりを進めざるを得なかった、先人たちは頑張ってきたという認識を示しました。そして古賀市の政策立案能力は他自治体に引けを取らないと評価しました。
 私はこれからのまちづくりの特徴は、「市民と地域と環境の『健康』」だと考えています。
 2022年度から10年間の総合計画を検討しようという今、まちづくりのこれまでを振り返り、これからを展望する視点はとても大事だと思います。古賀市ではどうもそのような議論がなされていないと感じました。
 皆さんのご意見をお寄せください。