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<9月議会報告30> 決算市長質疑で基本構想審議会の進め方を問う

<9月議会報告30>
 9月10日の決算特別委員会における市長質疑で、第5次総合計画基本構想審議会について田辺市長の見解を求めました。この審議会は2020年度中は2回のみ開催されています。
 私は全体像を最初に示さず、またタイトな進行で委員の皆さんの意見を十分頂けたか疑問であると指摘。また市長の毎回の出席は審議会条例第8条に反するのではないかと指摘しました。
 田辺市長は、審議会に対し段階的・計画的に原案を示して規制に進めた、審議会に市の関係者が議案説明のため出席するのは当然である、中立性を損なったとは思わないと答弁しました。
 審議委員の皆さんの貴重な質問、意見、指摘事項は毎回の審議会の議事要旨で確認することはできます。本来は、審議会答申に付帯意見として委員の皆さんの意見を市長に返すのが筋だと考えます。
 策定作業そのものが遅れていたこと、9月議会に基本構想案を提出するためには日程の余裕がないこと、こうした背景が異例ずくめの審議会、タイトなスケジュールにつながったと思います。
 「急がば回れ」で10年後の古賀市を市民、職員全体で作り上げる必要があります。その環境は整っていないと判断します。
 このようなやり方を続けると、小さな失敗、大きな失敗に必ずつながると危惧します。10年後に取り返しのつかない状況を招くのではないかと心配です。
 皆さんのご意見をお寄せください。