1月16日の午後、大刀洗町の住民協議会(自分ごと化会議)を見学しました。テーマは、「ごみを減らすために、わたしたちにできること」。今年度3回目の会議でした。1月3日の西日本新聞の社説で紹介された取組です。
会議では1月7日から始まった資源回収センターの社会実験について報告がありました。直前に見学した施設です。
そのあと4つのテーブル単位で話し合いが行われました。テーマは、①私と地域でできるごみ減量②ごみの地産地消とは何か③コミュニティでできること、の3点。
②のテーマではテーブルを移動するシャッフルも行われ、とても活発で、楽しそうに話し合っているなと感じました。各テーブルに町長や職員も参加し、テーブルの上の大きな模造紙に意見をどんどん書き込んでいました。
各テーブルからの報告がなされると、地域振興課の村田課長がホワイトボードの上に張られた大型模造紙に文字やイラストをきれいに書いていました。(グラフィックレコーディング)
参加者からは、「小学校や保育園で生ごみを処理し10年後、20年後につなげる」、「住民が必ず行くところでごみを集める」、「コミュニティを住民に近づける発想」、「コミュニティ活動のついでにごみを出す、コミュニティ活動が活発になるとゴミも減る」等々、住民目線で柔軟な意見がたくさん発表されました。
2014年から継続されていること、1年間で4回の会議を開催し提言をまとめていること、地域振興課や住民課などの職員が連携していること、構想日本の方々が進行をサポートしていることなど素晴らしいと感じました。
今回、中山町長、村田課長そしてこの取組のきっけをつくった安丸前町長にお会いできたことも大変ラッキーでした。
このような対話によるまちづくりが古賀市でも広がるようチャレンジしたいと思いました。
大刀洗町の皆さん、ありがとうございました。