<急増傾向の不登校に対する対応は?>
1月25日の文教厚生委員会で小中学校における不登校の現状と対応について質疑しました。2021年6月〜12月の不登校者数は820人で前年同期間比で1.7倍となっています。大変心配な情況です。答弁で以下の点がわかりました。
①要因は生活リズムの乱れ、無気力、親子の関係など多様。背景にコロナ禍があると思われる。
②小学校では3年、5年、中学校では3年が多い。健康、体力づくりに力を入れた学校ではゼロという事実もある。
③担任やスクールカウンセラーだけではなく心の相談員、スクールソーシャルワーカー、加配教員など全体で児童、生徒に寄り添っている。スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーは活用時間一杯、フル活用している。
④タブレットを活用していて、その場合は校長判断で出席扱いとしている。
不登校数は増加傾向に歯止めがかかっていません。子どもたちが置かれている状況を考えると胸が痛みます。相談体制、生活支援、学習保証などきめ細かなサポートが求められていると思います。皆さんのご意見、ご提案をお寄せください。