<公共施設アクションプランはどのように決定したの?>
1月26日の総務委員会で、公共施設総合管理計画第1期アクションプランについて質疑がありました。新たに明らかになったことは以下の点です。
➀課長で構成される公共施設マネジメント推進委員会は開催されていないこと。その理由は、全員を集めて個別の施設について議論すると所管ではない課にとって無駄であり、三役と部長で構成される本部会議で議論した。結果を伝達し個別協議とした。
②千鳥苑や体育館等の「移転・廃止」を盛り込んだ第1期アクションプラン(案)は1月12日の本部会議で議論し、微修正を加え17日の市長決裁で決定した。
③「施設の方向性と取組」の部分は新たに追加した。「市民に対する説明と協議を重ねる」ということが記載されている。
④昨年12月の市民体育館の説明会、今年1月の千鳥苑の説明会はいずれも市民の要望で開催された。
「移転・廃止」に疑問を持つ市民の動きを考慮して一部追加修正したのではないかと思われます。審議会答申やパブリックコメント結果ではなく市民の声が原案を修正させたのではないでしょうか。
しかし、市長、副市長、教育長と部長だけで議論し、課長で構成される推進委員会を全く開催していないことは疑問が残ります。さらに、アクションプラン(案)を議論し決定する本部会議が開催された記録がないことをどう説明するのでしょうか。「移転・廃止」に至った経過や根拠が不明です。
市民と共に議論を重ねれば、より良い選択肢が見えてくると思います。今からでも遅くないと思います。
皆さんのご質問、ご意見をお寄せください。