<議会の予算・決算審査の基本を学ぶ>
2月10日、「輝け議会!オンライン勉強会」にZOOMで参加しました。参加者は70人を超していました。「コロナ禍で問われる議会の予算審査」について岐阜県可児市議会の川上文浩さんが発表しました。
学んだポイントは以下の点です。
①予算審査は断片的ではいけない。決算、予算審査のサイクルが必要で、審査結果から全会一致で提言を行うことが重要。執行部も反映結果を報告する。
②執行部に重点事業説明シートを求めること。そこには総合計画との関係も明記される。しっかり見て、住民福祉が向上したのかどうかを問うべきで、勉強不足の質疑はあり得ない。
③常任委員会の力をつけることがエンジンになる。常任代表質問を取り入れると執行部は答えざるを得ない。
④対話こそ必要不可欠、少数意見を拾い上げる努力。
課題として、コロナ禍における財政運営をどう評価し議論するかがあります。国の100%補助でスピード感が問われ、市税収入も落ちていないことなどから議会もその土俵に立っている場合が多い。これらの評価や中長期的な見通しなど、議論を深めることも大事だろうということも話題になりました。
今回も大変有意義な勉強会でした。3月議会の予算審議にさっそく生かせる点もたくさんありました。
川上文浩さん、ありがとうございました。また神吉さんをはじめ担当議員の皆さん、お疲れさまでした。