<補正予算に賛成討論>
6月16日の補正予算審査特別委員会で6億5100万9千円増額の一般会計補正予算(第39号議案)を審査しました。私は10日の大綱質疑、資料要求の回答文書並びに詳細質疑を踏まえ、賛成討論を行いました。
その趣旨は以下の通りです。
①今回の補正予算の大きな特徴は子育て世帯生活支援特別給付金と燃料・物価高騰対策、並びに4回目のコロナワクチン接種に係る増額補正です。いずれも市民生活と命を守るうえで必要な措置である。
②指摘しなければならないことは国の対応。交付要綱など正式な提示が4月から5月という切羽詰まった状況であること。国は地方の現状をしっかり考慮すべきである。
③一方、職員は短期間の中で起案し補正予算を組んでくれたものと評価したい。しかし余裕がないことから制度設計や効果検証の在り方等について精査が不足していると感じる点もあった。
④今回の補正で市独自の取組がプラーヌンクスツェレ(市民討議会)である。総合計画策定過程での足らざるものを追加したことを評価する。私が繰返し提言してきたワークショップの具体化である。質疑の中で、「出される意見は基本構想に包含される」という趣旨の答弁があったが、現在の構想を超える意見等を積極的に聴取してほしい。
今回の補正予算案は、補正予算審査特別委員会で賛成全員で可決されました。