●最終日報告② 一般会計補正予算に賛成討論
6月30日の定例会最終日の本会議で第37号議案・一般会計補正予算(第2号)について審査結果報告のあと討論、採決が行われました。賛成全員で可決されました。
私は、総額5億962万7千円の増額補正に対し、地方自治法第218条第1項で規定されている補正予算を調整できる事由についてこだわりました。市長の提案理由の説明では明確ではなかったからです。大綱質疑、資料要求、特別委員会での詳細質疑を通じて解明しました。
事由について次の点を確認しました。
①新型コロナワクチン接種について国から3月7日に具体的内容が示されたこと。
②国の交付金活用が見込めるようになったこと。その一つが新型コロナウイルス感染症地方創生臨時交付金で3月29日に限度額1億6千万円が通知されたこと。これにより電気料金や物価高騰に直面する自治会や事業者、福祉施設への支援金が盛り込まれました。二つ目がデジタル田園都市国家構想交付金が3月10日に採択されたこと。
③学校管理債について事業債の種類変更で市財政にとって有利なことが5月11日後に分かったこと。
私は今回も取手市の補正予算説明資料を提示しました。正確で分かりやすい説明書の提出を市長に求めました。