最終日本会議　2022年度一般会計決算を認定

●最終日の本会議　決算認定

　9月27日の最終日の本会議で一般会計決算認定（第53号議案）の討論、採決が行われました。討論では大賀議員、森議員、私、平木議員が賛成討論を行いました。採決の結果、賛成全員で認定しました。

　2022年度の一般会計の歳入は297億2288万2千円、歳出は281億3285万5千円で過去最大規模でした。実質収支で14億2269万2千円の黒字です。歳出では、ふるさと応援寄付基金積立金、汚泥再生処理センター・海津木苑建設工事、電気料金高騰対策事業者支援金、古賀北中大規模工事、千鳥小と古賀中トイレ改修工事、長期債元利償還金などが大きな比重を占めました。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金6億1442万8千円を活用したコロナ対策や物価高騰対策も大きな特徴でした。

　私は討論で、次年度に向けて①予算編成における重点事項を数点に絞り明確化すること②各事業の目標値を明確化し、事務事業評価を実施しその結果を決算資料として提出すること③各事業に対する市民満足度調査を実施しその結果を決算資料として提出すること④資料等のミスや部門間の報告、共有、連携不足などを改善すること⑤1つの決算報告書を読めば決算状況を正確に、わかりやすく把握できるよう改善すること⑥健康経営の観点を徹底し、市民・子ども・職員の健康課題の把握、課題解決のための具体策、目標値と目標期限を明確化すること⑦AIオンデマンドバスはPRの徹底、地域住民との協働体制の構築、利便性の向上を劇的に進め、路線バス赤字補填の減額を目指すことを指摘しました。

　議会における決算審査が次年度の施政方針や当初予算にしっかり反映できるよう、調査と課題発見、質疑と提言という議会力アップに向けて引き続き研鑽を積んでいくことも表明しました。

　皆さんのご意見をお寄せください。