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文教厚生委報告③ 第2子以降の保育料無償化

●文教厚生委報告③ 第2子以降の保育料
 7月22日の文教厚生委員会で閉会中の所管事務調査。私は、第2子以降の保育料無償化に向けて質疑しました。
 6月定例会の一般質問で田辺市長は、「従前から私ども自治体にとって重い課題と認識しており、新たな利用希望や長時間の保育需要の増加により待機児童の大幅な増加や保育士不足、保育の質の低下を招く懸念、恩恵が高所得層に偏る可能性、財政に与える影響や他市町村との関係なども勘案しながら、総合的に判断していく必要がある」と答弁していました。
 古賀市は国の制度に基づき第2子は半額、第3子以降は無償となっています。第1子が就学前という条件付きです。4月時点で半額は291人、無償は61人。もし第2子以降を無償とした場合、新たな負担は約7千万円という試算結果を確認しました。福岡市は今年4月から第2子以降の保育料を無償としました。
 田辺市長は一般質問で、「少子化に歯止めがかかっていない。深刻な事態を招いた政治・行政の責任は極めて重い」と答弁しました。第2子以降の保育料については懸念材料ばかり気にするのではなく、子育て世代の強い要望に応えることが求められていると考えます。
 今日の質疑に対し、子ども家庭センター課長は、「今後も情報収集し検討していく」と答弁しました。